初級かつお講座
日本一のカツオの街「焼津」
カツオと言えば初夏の味「初ガツオ」。いやいやカツオは秋の「戻りカツオ(トロカツオ)」に限るという人もいるだろう。が、いずれにせよ広く愛されている魚であることには間違いない。そんな人気を裏付ける統計データが2004年の全国のカツオ類の漁獲量31万8449トン(農林水産省「漁業・養殖生産統計」より)だ。
「刺身」や「たたき」だけでなく「角煮」や、「缶詰」、「鰹節」などに加工されるものもあるだろうが、ちょっと驚くべき数字だ。さて、その約31万トンのカツオはいったいどこの港に水揚げされているのか。気仙沼、勝浦、石巻、枕崎、それとも・・・・。なんと13万4865トンもの冷凍カツオが焼津港に水揚げされているのだ。そして冷凍カツオランキングは堂々の全国一位!つまり「焼津こそ日本一のカツオの街!」ということになる。なんでも焼津のカツオ漁は、徳川時代にはすでに相当の規模を誇っていたらしく、27隻のカツオ漁船に幕府から船艦札が与えられていたというから、焼津とカツオとの縁はかなり深い。