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| 船主から事業経営へ![]() 創業者石原忠一は、勤務していた漁業会社の薦めで昭和37年(1962年)漁船を購入、船主となる。「第一拓漁丸」と命名し、カツオ漁を始める。翌昭和38年(1963年)には、「第二拓漁丸」を新造。しかし、漁獲高に左右される不安定な第1次産業だけでなく、水産加工という第2次産業との兼業形態を採用し、起業にいたる。 かつおのたたきの大量生産への取り組み![]() 高級料理店で手づくりされるものという認識が一般的だった「かつおのたたき」を、機械化により、大量生産する。この背景には、技術の進歩により、カツオ船の規模が拡大したことと、ブライン凍結設備の完備による良質なカツオの水揚高の増加がある。こうしてできた「かつおのたたき連続自動焼成加工装置」は昭和50年(1975年)実用新案登録される。かつおたたき「黒潮造り」は飛ぶように売れ、昭和49年(1974年)には東名工場を新設。従業員数は30名から160名に。(昭和53年1978年)には、280名に達した。 産直と直販店のフランチャイズ展開![]() 昭和45年(1970年)、他社に先駆け、冷凍マグロの直販も開始。第3次産業への進出である。デパートに冷凍ケースを持ち込んでの販売は好評。昭和47年(1972年)にフランチャイズ方式による直販店の拡大を実施。この「マルタク・ツナサービス」は、静岡県下21店舗、関東地方に5店舗を展開。 キャンディー風乾燥まぐろ珍味「ツナピコ」の発売![]() 昭和50年(1975年)、1センチ角のサイコロ状の乾燥まぐろを金銀のアルミ箔でキャンディー風に包んだ「ツナピコ」を発表。かつおたたき製造工場に新作業場を増築し生産開始したが、たちまち増産体制の必要性を生じ、昭和51年(1976年)隣接町に新工場を展開するに至った。 観光土産店およびレストラン「マリンステーション」竣工![]() 昭和61年(1986年)、本社とかつおたたき工場および、観光土産店トレストランを備えた新社屋「マリンステーション」を竣工。レストラン集客が増えたため、平成元年(1989年)には、本社機能を近隣のテナントに移し、席数を150席から700席に拡大、静岡県の代表的な観光土産店となる。合わせて、自社製品のアンテナショップとして、通販、通信販売事業への展開もしている。 漁船であり、レジャー船であり~「ラ・マドンナ」出航![]() 昭和63年(1989年)、漁業指導船を全面改装。海洋レジャー船「ラ・マドンナ」の誕生である。平成元年(1989年)には、レジャー船として全国で初めて試験創業許可を得、初航海に就航。大型クルーザーとしてのキメ細やかなサービスを受けながら、釣りの醍醐味を味わえ、しかも釣った魚は市場で競り落とされるという全国初の取り組みが注目を浴びる。 |